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←コンパクトな水槽に水中フィルター・フタ・砂利・人工海水の素・カルキ抜き・えさなどそろった飼育セット。
とにかくすぐに水槽を用意したい時には手早く便利です。
ひとつひとつを選んで購入したい場合は、次のものを最低限そろえましょう。
各用品についてはそれぞれおもだった商品をピックアップして一覧にまとめてあります。そちらも合わせて参考にどうぞ。
ミドリフグは原則1匹での飼育が望ましいです。(混泳についてはこちら)
45センチ以下の小型の水槽で十分ですが、あまり小さすぎても水温・水質の変動が激しくなり管理が難しくなります。
小型水槽でも水や底砂が入ると想像以上の重さになります。設置する場所は直射日光の当たらないしっかりした場所を選んでください。
専用の水槽台
が市販されているので大きな水槽を選択したときはこちらが安全です。
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ミドリフグは水を汚しやすい魚です。水質維持のためにフィルター(ろ過装置、以下フィルター)は必ずつけてあげてください。
さまざまな種類のフィルターがあり、特徴も価格もそれぞれ違います。
フィルターの種類 | 特徴 |
---|---|
外掛けフィルター | 水槽のふちにかけて使うタイプ。安価でメンテナンスが楽なので初心者におススメです。 ただしろ過能力はあまり高くないので小型水槽向き。基準の水槽サイズよりもワンランク上のフィルターを選ぶと良いです。様子を見て他のフィルターをプラスしていく方法もあります。 |
底面フィルター | とても安価でろ過能力に優れています。別途エアポンプが必要。 メンテナンスが大変と言われますが、年に一度くらいの底砂の大掃除を行事化してしまえばそれほど面倒ではありません。小型水槽向き。 |
投げ込み式フィルター | 水中に投入するタイプ。安価ですがメインフィルターとしては能力がやや劣るようです。 |
外部フィルター | ろ過能力に優れますが密閉されているため酸素不足になりやすいのが欠点です。 出水口を水面より高くする、またはエアポンプを併用するなどの工夫が必要です。基準水槽サイズより上のものが良いです。 |
上部フィルター | ろ過能力大。メンテナンスはしやすいものの、規格サイズが45cm水槽以上のものがほとんどです。 それより小さい水槽には設置できません。水槽上部に設置するため照明に制約がでます。 |
ミドリフグは1/2から1/5の塩分濃度の汽水か、海水で飼育します。
あらかじめミドリフグを購入するショップの比重を聞いておき、それに合わせます。
あら塩には海の水に含まれるような微量成分が含まれませんので、あら塩ではなく人工海水の素を使用してください。
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水道水を使う場合、魚に有害な塩素を除くため塩素中和剤でカルキ抜きをします。
なお、人工海水の素にはカルキ抜きの成分が含まれている製品もあります。その場合はあらためて塩素中和剤を入れる必要はありません。
塩素を抜くには水道水をバケツなどにくみ置き太陽光のあたる場所に2、3日放置するという方法もありますが、日蔭などでは効果がないようなので、中和剤を使ったほうが確実です。
気候のいい時期なら急いで買う必要はありませんが、冬場のヒーターは必須になります。
水槽サイズに合ったものを選びますが、基準より少し上のものが安心です。
冷却ファンは水の蒸発が激しくなるため、水槽の塩分濃度も上がりがちです。比重を見てこまめに足し水をしてあげてください。
お部屋のエアコンと併用するときは水温の下がりすぎにもご注意を。
水槽用のクーラーもありますがとても高価なので、余裕があれば買いましょう。なくても大丈夫です。
必須ではありませんが、バクテリアの住むろ材にもなり、水質をフグの好むアルカリ性に保ってくれる役割をします。
サンゴ砂で扱いやすい粒の大きなものが良いでしょう。
ミドリフグは水をたいへん汚すので、掃除がしやすいようあえて底砂を入れない飼い主さんも多くいます。
好みで管理しやすいほうを選択してください。
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照明は必須ではありませんが、魚も昼は明るく夜は暗いほうが体内リズムが整いストレスが少なく済みます。
ミドリフグの背中のグリーンも、よりきれいに映えます。
1日8~12時間ほど点灯しますが、長すぎるとコケの原因にもなります。
こちらを参照してください。
→ミドリフグのエサ
→その他あると便利なもの